August 25, 2007

犬も熱中症?

記録的な暑さの影響で、今年は、東京都内などで熱中症で搬送された患者数が、統計を取り始めてから過去最高の3000人超に達したそうです。久しぶりの更新になりましたが、残暑厳しい折、体調など崩してはいませんか。
確か東京の練馬で37度超を観測した今週半ば、買い物途中にこんな光景に出遭いました。
信号のある交差点までやって来ると、子供連れのお母さんや飲食店の制服を着た若い男性などが立っていました。信号待ちしているんだろうとさして気にも留めなかったのですが、ふと足元に目をやると、白くて毛がふさふさした可愛らしい犬が、はぁはぁ言いながら寝そべっていたのです。親子の飼い犬かなぁ、と思いながら始めは見ていたのですが、どうも様子がおかしい。いつまで経ってもはぁはぁ、ぐったり。信号が青になっても一向に立ち上がる気配がありません。どうやら、暑さにバテて倒れていたようなんです。
子連れママが携帯で、近くの動物病院に連絡を取り、飲食店店員さんが犬を抱えあげて、信号を渡って行きます。思わず「誰かの飼い犬ですか?」と尋ねると、「こんなきれいな犬ですから、恐らくそうだと思うんですが…」と店員さん。ママと子供と店員さんは、急ぎ足で、何処か(多分、近くの動物病院)へ去っていきました。
犬が熱中症で倒れているのを見たのは初めて。夏の炎天下の都心、アスファルトの照り返しなどあって、地面に近い、犬などのペットや赤ちゃんほど、より暑く感じると言われますが、連れて歩く側が、本当に注意してあげないといけないんだな~と痛感した出来事でした。
あのワンちゃん、果たして無事に回復したのかしら。気になっています。

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March 29, 2007

お花見シーズン

東京都心のサクラが満開を迎えました!!
日頃よく通る公園にはサクラがいっぱい植わっていて、週明け辺りから、毎日軽いお花見気分。でも、靖国からの公式な満開便りが届くと、よりウキウキ感が高まりますね。サクラも早いし、コートはとうにクリーニングに出してしまったし、今年はあっという間に春本番がやってきた気がします。
この先の週間天気図を見ると、高気圧と低気圧が交互に通過する、春の周期変化型。雨に加えて風も吹いたら、サクラの花は大丈夫かしら?来週前半、お花見を予定しているんだけどなぁ。

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March 20, 2007

サクラ前線、スタート!!

東京のサクラが、全国のトップを切って開花しました。何日も前から、「今日はまだ3輪」「今日は4輪」と各局でカウントダウンされていて、開花を確認に来る気象庁の職員さんにとっても、そして標準木にとっても、かなりのプレッシャーだったのでは?今年はそれ以前にも、気象庁のコンピューターの計算ミスとかで、咲くはずのない静岡のサクラを何遍も見たりして、今年ほどサクラのつぼみをテレビで見た年は珍しいかもしれません。東京が全国一の早さで開花するのは14年ぶりとのことです。

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今日は弱い冬型が続くも、関東平野部は日差しがサンサン降り注ぎ、お出かけには気持ちのいい陽気でした。私も近所の公園でサクラ発見!!早咲きの種類だと思いますが、こんなに咲きそろっていましたよ。いよいよ「春本番」という感じですね。気持ちもウキウキ、前向きになれる季節の始まりです。

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March 14, 2007

サクラ…咲かない筈です

半月ぶりのブログです。サクラの話題でも更新しようかと思っていた矢先、気象庁の発表したサクラ開花予想に一部間違いがあったと聞いてビックリ!!東京、静岡、高松、松山の4地点で、開花予想が大幅にずれ込むことになってしまったそうですね。原因はプログラムの一部不具合とのことですが…そんなことってあるんだ~!!というのが正直な感想です。コンピューターの精度が日進月歩で向上しているご時世とは言え、最終的には予報のプロの「最後のひと加減」、つまり「人間の手」が加わるものと思っていましたから…。(個人個人の気象予報士レベルでも、ちょっとおかしいかなと思うような時は、コンピューターが計算した天気図を額面通りに読まないこともありますし。)
これが国の存亡や人の生死に関わるような重大なデータだったら、どうなっていたのでしょう?まだ経過途中ですから、事の推移を見守りたいと思います。

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February 28, 2007

今がチャンス

070228futsugou2月5日のブログにも書いた、ゴア前米副大統領の著書「不都合な真実」。映画の方も大好調で、25日発表されたアカデミー賞では、長編ドキュメンタリー賞と主題歌賞を受賞していました。アメリカは、国としては京都議定書から離脱しているし、一部には根強い反発が残って、上映反対の動きなども起きているそうですが、一般市民レベルでは、地球温暖化を始めとする環境問題を、真剣に受け止めている証だろうと思います。
環境問題と言えば、今年のアカデミー賞では、スターたちが黒塗りリムジンではなく、ハイブリッド車やディーゼル車など、環境に優しい車で乗りつけるシーンが目立ったそうです。ゴア前副大統領の他、あのレオ様やニコール・キッドマンなど10人以上ものスターがエコカーを選んだとか。また、授賞式自体も、再生紙を使用したり、エネルギー効率診断の仕組みを導入したりするなど、環境を重視する内容だったとの報道もありました。いわゆる「セレブ」と呼ばれる人たちの間でも、「環境」が一種の「ファッション」として流行り出しているようです。「エコ」が流行で終わってしまっては困りますが、これを機に環境問題に目を向ける人が増えるかもしれないのは、素敵なことですよね。私自身も、身近なことからもっと改善していかなくてはと思ったし、もっと色々勉強もしなくてはと気持ちを新たにしました。

環境問題と言えば、2月も今日で終わり、事実上の「冬」も今日までですが、東京では今年、とうとう雪が降らないまま春を迎えることになりそうです。東京都心で雪が観測されなかったのは、気象庁が観測を始めた1876年以来初めてのこと。かつて例を見ない今年の暖冬を際立たせる形での、冬の幕引きとなろうとしています。これも東京周辺に住む人たちにとっては、かなり大きなインパクトだったのではないでしょうか。

「環境」について、ちょっとマジメに考え始めるには、今がチャンスかも。

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February 23, 2007

桜はまだかいな?

異例の暖冬の今年は、早くも「さくら」の話題が熱くなってきています。我が古巣のウェザーニューズでは、今年も気象庁よりひと足早く、さくら開花予想を大々的に発表していました。それによりますと、記録的な暖冬となった今年は、開花が全国的に早まりそうとのこと。東京では3月19日(満開27日)、大阪で3月22日(満開30日)など、平年より最大で6日程度早めと見ているそうです。過去の例を見ても、暖冬の年はいずれも、さくらの開花が早いんですよね。
ただ、気になるのは「休眠打破」と呼ばれる現象。通常、さくらは1月2月の寒さに触れることによって花が眠りから目覚めるので、冬の寒さが足りないと、却って遅れる場所が出るかもしれないということなんです。そうなると、開花の予想が大幅に外れることになる可能性もなきにしもあらず。さくら関連のイベントを予定している関係者の方々にとっては、例年以上に頭を悩ませる春になってしまいそうですね。
近年、さくらの開花は早まり、秋の紅葉は遅くなるという傾向があります。全てを「地球温暖化」のせいにしてしまうことは出来ないと思いますが、大きな一因であることは間違いないでしょう。今年のさくら、予想通りに思い切り早く咲いてくれても良いかな、と個人的には考えています。身近な所で大きな変化が起こったら、もっと多くの人が、温暖化について、より真剣に考えるきっかけになるかもしれませんし。
それにしても、さくらの開花時期が、この調子で定着してしまったら…。「桜咲く入学式」ではなく、「桜咲く卒業式」という光景が、当たり前になるのかもしれません。

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February 07, 2007

My花粉シーズン開始!!

「鼻がムズムズするし、くしゃみも出るし…何だか風邪ひいたみたい」。そんな私にすかさず、「ソレ、花粉症じゃない?」の言葉。言われて初めて気がつきました、そうか、もうそんな時期なんだと。
軽い症状が出始めたのは、先週末辺りからです。発症にはまだ少し早いのではとも思ったのですが、そんな折、「東京では1月31日から花粉の飛散が観測された」とのニュースが飛び込んできて、納得。都では昭和60年から花粉の観測を行っていますが、1月中の観測は初めてだそうです。暖冬の影響が、こんな所にも現れたのですね。
今年は薬を飲んでもいないので、対症療法を試みるしかありません。最近は、鼻の穴に塗って花粉をガードする薬なんかも出ているそうだし、そう言えば「貼茶(てんちゃ)」も、結構、効果があった気がするなぁ。色々と思いは巡ります。
今日は外出先で、あのくちばしのように先の尖ったマスクをしている人と何人かすれ違いました。やっぱり今年も「マスクマン」になるかな。

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February 05, 2007

不都合な真実

遂に入手しました、「不都合な真実」。今話題の、あのアメリカ元副大統領アル・ゴア氏が著した、地球温暖化に関する本です。本当は映画も観たいところですが、映画館に足を運ぶ余裕のない私に、とある人がプレゼントしてくれました。
総ページ数320ページ以上、厚さ2.5センチほどもある分厚い本。写真や図がいっぱい、もちろん活字もいっぱいで、読み応え満点です。まだ「はじめに」までしか読めていませんが、興味のあるところをパラパラめくってみるだけでも面白そう。ちょっとした空き時間に、お茶でも飲みながら、ゆっくり読み進めてみようと思っています。

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January 19, 2007

春の気配

スーパーの青果物売り場で「ソラマメ」を見つけました。まだ「走り」の時期なので、粒もいささか小振りだし割高ではありましたが、小さな春の気配に自然と顔がほころんだひとときです。
産地は「鹿児島」。ちょうど昨年の今頃、仕事で鹿児島県の指宿を訪れ、地元の人から、「指宿は温泉の地熱があるので、何処よりも早くソラマメが出来る。ソラマメの生産(か出荷)量は全国一だし、給食にも当たり前のようにゴロゴロ入っている」と聞き、羨まし~、と思ったことを懐かしく思い起こしました。(2006年2月10日の日記参照)。現地でお世話になった学校の先生方にご馳走になった、さつま揚げやきびなご、それに芋焼酎のお湯割り、美味しかったなぁ。翌日入った砂蒸し風呂では、体中に血が巡るのを感じ、体の芯からポッカポカになったっけ…余談ですが。
春の気配と言えば、こちらはあまり有難いものではありませんが、東京都から、今年の花粉の飛散予測が発表されました。それによりますと、都内の今年の飛散量は少なめで、過去10年平均の3割程度。飛散開始時期は、2月16~18日頃になるそうです。全国的にも、例年に比べると少ない飛散量だろうとのこと。昨夏は梅雨明けが遅れ、夏場の日照時間が少なかったため、スギの雄花が育ちにくかったのが主な要因のようです。とは言え、私も含めた花粉症の身には量の多少はさほど問題ではなく、シーズンに突入すると、夜も眠れぬ日々が待っています。対策を講じるのなら、遅くとも2週間くらい前から準備が必要。2月に入るまでには、本気で考えないといけません。
今時は、毎日花粉情報が発表されたり、携帯でも自分の地域の飛散量が分かったりするなど、情報チェックには事欠かないご時世です。花粉症の皆さん、つら~い季節を、今年も何とか乗り切りましょう!!

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December 30, 2006

火のよ~ぉじん!!

暖房の部屋でヌクヌクと過ごしていたある晩、遠くの方から何やらカチカチと叩く音が聞こえて来ました。耳を澄ますと、聞こえてきたのは「火のよ~ぉじん!!」。そうなんです、空気が乾燥する今の時期、近所を歩きながら「火の用心」を呼びかけていたのです。町内会の方々がボランティアで廻っているのでしょうか、もちろん「火の用心」の言葉は知っていながらも、実際にこうした声を耳にするのは恐らく初めてで、何だかとても新鮮でした。と同時に、冬の大敵の1つに「乾燥」があったことを、改めて思い出させられました。この冬は暖冬傾向で、12月としては珍しい大雨も降ったりしたもので、ついつい忘れがちになっていたのです。
ふと壁の湿度計に目をやると…何と10%台!!これでは「乾燥警報」モノです。慌てて加湿器をかけてはみましたが、それでも上がっても30%程度。気付けば何となーく喉も痛いかも。部屋の鉢植えも大した潤い補給にはなっていないようですし、今後は更なる対策が必要かもしれません。
太平洋側では、寒くて乾燥するこれからの時期が、最もウィルスなどに感染しやすい時期となります。どうぞ健康にはいつも以上に留意して、どうぞ良いお年をお迎え下さい。あ、もちろん「火の用心」もお忘れなく。

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October 07, 2006

秋の嵐の置き土産

昨日の秋の嵐から一転、きょうは輝く青空が広がりました。ランチがてらに出かけて見上げた空の青は、雨や風で洗われ、より高く、より濃く見えた気がします。富士山からは6日遅れの初冠雪の便りが届いたそうですね。
関東から西では、今夜も晴れているところが多くなっています。ちょっと空を見上げてみて下さい…そう、今夜は「満月」なんです。十五夜、いわゆる「中秋の名月」はきのうだったのですが、暦上のズレの関係から、今年は1日遅れで満月がやってきました。今宵のお月様、くっきりハッキリ、見えていますよ。

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今日はすっかり買いそびれてしまいましたが、明日はお月見団子でも用意して、十七夜(立待月)でも愛でるかな。

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September 29, 2006

今年の紅葉は?

この時期、恒例の「関東地方の紅葉の見ごろ情報」が発表されました。もうそんな季節なんですね。それによりますと、今年の紅葉は、平年並みか遅めの見頃になるそうです。紅葉は、朝の最低気温が8度くらいの日がしばらく続くと始まる、と言われるように、気温に大きく左右されます。今年は、これまでのところ平年並みの気温で経過していますが、10月、11月は気温が高めの可能性が大きいということで、見頃が遅くなる傾向にあるようです。
紅葉と言えば、数年前に友達と2人で旅した、京都の紅葉が印象的です。かつて気象コーナーで紅葉情報をお伝えしていた際は、「もみじ紅葉」「いちょう黄葉」と分けていましたが、京都の葉は、赤とも黄ともつかない夕焼け色のような、何とも微妙な色に染まって、それはそれは美しかったんです。友達も今は1児のママだし、しばらく2人での旅行は難しいだろうなぁ。今年は近場で、紅葉を楽しみたいと思います。
私の地元に近い鎌倉の見頃は、11月下旬とのこと。今から地元の友達に、声でもかけておこうかな。

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September 23, 2006

彼岸に寄せて

彼岸の中日の今日は、本当に秋らしい陽気になりましたね。北海道の大雪山系旭岳からは、平年より1日早い初冠雪の便りが届いています。夏の延長のつもりで半袖で買い物に出かけたら、思いのほか涼しい風にビックリ。来週辺り、そろそろタンスの中も衣替えかな。

そんな秋日和の折、知人から、「自衛隊に入隊することになった」という報せが届きました。と言っても、被災地へ赴いたり、サバイバルな支援活動に従事する訳ではなく、気象の専門家として。常々、「気象予報士の活動の場がもっと広がるといいな」と願っている私としては、こんなところにも活躍できるステージがあるということに、何だか無性に嬉しくなりました。数ある仕事の中の1つとはいえ、仕事の特殊性や勤務地が転々とすることを考えると、本人はもちろん、ご家族もかなりの決心をされたことと思います。彼にはゼヒとも頑張ってほしい。すっごく応援しています!

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September 03, 2006

新米・秋味・秋の空

「今年の夏は短かった」。私の周りの知人が口々にそう言います。毎年、お盆が過ぎ、高校野球が終わる頃には何となく秋の風情が漂い始めますが、確かに今年は、あっという間に秋が忍び寄ってきた気がします。暑さのピークの頃には、強烈な日差しと寝苦しい夜に辟易としていましたが、過ぎてしまうと妙に恋しくなるのが、夏。そんな中、最近、私の感じた「秋」を幾つか。
まず、「新米」。新米って9月以降のイメージが強かったのですが、最近は出回るのが早いんですね、我が家では8月の半ばには、もう今年の新米が食卓に登場していました。千葉県産の「ふさおとめ」、超早場米になるのでしょうか。水加減さえうまく行けば、白くてつやっつや、もっちりとした食感の炊き上がりで、これにお漬物とお味噌汁、美味しいお魚があればもう文句なし。「やっぱり日本人だな~」としみじみ感じ、食事の度ごとに幸せな気持ちを噛み締めています。
先日は「初サンマ」も味わいました。スーパーの鮮魚コーナーに所狭しと並べられたサンマたちに、ついつい引き寄せられてしまって…。「秋味」と呼ばれるだけあって、これが並ぶだけで、食卓が一気に秋モードに変わるから不思議ですね。
そして…何と言っても、「空」が高くなりました。もくもくとした入道雲やカンカン照りつける太陽は陰を潜め、刷毛で掃いたような薄い雲やひつじ雲、いわし雲etc…。見上げるたびに「秋だなぁ」って感じます。皆さんも、日々の色々なシーンでご自分なりの秋、感じているのでしょうね。最後に、家の窓から見た秋の空を一枚。

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August 26, 2006

資格試験の週末

多くの学校の皆さんにとっては、きょう・あすが、夏休み最後の週末となっているようですね。そんな、夏の終わりを感じさせる雰囲気の中、私は資格試験に臨んできました。先日、一次の筆記に合格した試験の、二次面接です。「何の試験を受けているんですか?」と聞かれることがありますが、無事合格すれば、おいおいこの日記の中にも触れることがあるかな、ということで。
会場は渋谷。グループ面接と聞いていたので、どの程度の人が集まってくるのだろうと思っていましたが、通された待合室には、私を含めて4人のみ。一次合格者は10人ちょっとだったということで、我々以外にも、前に2組の面接があっただけだそうです。何人受けたのかは分かりませんが…ラッキーでした♪同じグループになった人たちは、年の頃も近い感じの女性ばかりで、呼び出しを待つ間にすっかり意気投合。面接も和やかに進み、最後は連絡先を交換し合って別れたほどでした。人数の少なさと和やかな雰囲気にちょっと安心してしまったせいか、面接は、言いたいことが言い切れずに終わってしまった気もしましたが、後は運を天に任せるしかないでしょう。

資格試験と言えば、あすは「気象予報士試験」がありますね。私もかつて、祈るような想いでチャレンジした、あの試験です。「アルベド」とか「コリオリ」とか、もう聞きたくもないですが、あの頃のがむしゃらだった自分を振り返ると、それにまつわる色々な思い出が呼び起こされ、懐かしい気持ちでいっぱいに。今回は確か、私の知人も受けるはず。ガンバレー、ガンバレーって、同じ空の下からエールを送っています。届くかな。

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July 18, 2006

お天気キャスターの仕事

大分、事後報告になりますが、先週末は水戸で「お天気キャスター」してきました。先方の急な都合による、1日限定のピンチヒッター。考えてみたら、テレビの仕事、お天気の仕事はそこそこ続けてはいましたが、純粋に天気を伝える「お天気キャスター」としての仕事は、ニュース7以来、実に2年以上ぶり!!「リョウカイしましたー」なんて気安く引き受けてしまった後にそれに気が付き、果たして無事に務まるのだろうか、と、返事をした後にちょっと不安に駆られたりして。

担当OA本数は計3本。1本目は、局入りして2時間後に控えていたので、周囲への挨拶もそこそこに、パソコンをあてがわれ、どこに何があるか分からないデータを手探り状態で引っ張り出し…。出番10分前でも原稿が完全に出来上がらず、かなり焦りましたが、OAは待ってはくれないので、何とか5分前にスタジオへ。原稿チェックなし、リハーサルなしで、「これでいいのかな~???」とカメラの前に立つアタフタ状態でしたが…「体が覚えてる」ものなんですね。かつて、しつこいくらいの原稿チェックと、1秒単位の尺管理で、みっちり鍛えていただいた「生放送用の筋肉」は、まだ体に残っていたみたい。当時は「寿命が縮まる~!!」などと、大変に感じることもありましたが、ここへ来て改めて、当時の仲間や上司に大感謝です☆お昼を挟み、その後に控えていた残り2本のOAを迎える頃には、ちょっぴり楽しさを感じる精神的余裕も出てきたりして。慌しい中にも、充実した、心地よい疲労感の中、任務を終えることが出来ました。
最後は、「また何かあったらよろしくお願いします」と言って、送り出していただけましたよ(何かあっては困りますが…)。今は、継続したお仕事はちょっと難しい状況ですが、落ち着いた頃、またぜひあんな現場に戻りたい。そんな希望を持たせてくれた1日でした。

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June 17, 2006

「お気に入り」が増えました

今週は、本年度最初の「環境教育出前授業」で、国立の小学校に行って参りました。所属する「気象キャスタネットワーク」の主軸となる活動の1つです。
当日は朝5時半起き。しかも、梅雨前線上を低気圧が進んできたため、家を出る頃は、折りしも雨のピーク。更に、重いパソコンを入れたキャリーバッグをゴロゴロひきながら、膝から下は絞れるくらいずぶ濡れで乗った電車は通勤ラッシュ…。学校に着く前に、既に疲れてしまいました(> <)
でも、いざ授業が始まると、そんな疲れはどこかへ吹っ飛んでいきました。何てったって、子供達がサイコーに可愛かったから。80名を越す小学生を上手くまとめられるか、多少心配もあったのですが、行儀はいいし、盛り上がるところでは盛り上がってくれるし、手を挙げての発言も活発だし、一方で聞くべき瞬間はちゃんとお喋りを止めてくれるし、場所柄なのか教育がいいのか分かりませんが、とにかく「お手本」のような授業展開をさせてもらうことが出来ました。
国立…恐らく初めて訪れた街でしたが、今回ですっかり気に入ってしまいました。三角屋根の駅舎は味があるし、駅から真っ直ぐに伸びる「大学通り」は、桜並木も美しく、軒を連ねる店々も何となくお洒落。大通りから1本入ると、閑静な住宅街があって…。でも、国立での1番のお気に入りは、やっぱり「子供達」かな。校長先生も担任の先生も、口を揃えて「私の自慢の子供達です」と言っていたのも、至極納得です。

授業後は、サポートしてくれた仲間とランチ。雨も降っているし疲れたしということで、「あったかいものを食べよう!」と、カレーうどん専門店「古奈屋」へ行ってみました。ココ、前から気になっていたんです。

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メニューからして、オレンジで小振りで手作り感が漂っていて、何となくキュート。「バナナカレーうどん」などという変わり種に惹かれつつも、今回は、鳥つくねの入ったカレーうどんを注文してみました。
…美味しかったです。汁は、いわゆる日本のカレーとは一味違う、ココナツミルクを入れたような黄土色。お味も、始めに甘さが、次にぴりりと辛さがやってくる感じで、器の底が見えるまで汁を飲んでしまいたくなりました。うどんはツルツルシコシコ。少しずつメニューはリニューアルされるとのことでしたので、しばらくしたら、また行ってみようと思います。「古奈屋」さんも、今回で私の「お気に入り」リスト入りに。

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何となく冴えない気分になりがちな雨の季節ですが、そんな中、2つもお気に入りを見つけてちょっといい気分になれた1日でした。

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May 28, 2006

Key wordは「お天気」

昨夜は雨の中、「予報士慶早戦」が行われました。要するに、各校出身の気象予報士が集まって「飲み会」をした、という話なんですが。
この催しは今年で第2回(前回の様子は、去年の日記 →http://naminavi.cocolog-nifty.com/blog/2005/05/post_34cb.html参照)。去年の今頃は10人にも満たなかった我らが慶応側も、1年経って、何とか会員2桁台にこぎつけ、旗が出来上がり、会則が決まりと、何とか形になってきました。
数学者が居たと思えば、キャスターにライターに学生に、更にはライバル会社同士なんていう人たちも居たりと、メンバーの顔ぶれは、実に多彩。「学校」とか「お天気」というキーワードだけで、こんな様々なバックグラウンドの人たちと知り合えるって、漫然と会社に通ったり日常生活を送ったりしているだけでは得がたい、とっても貴重な機会です。純粋に気象が好きな人や技術の向上に真摯に向き合っている人、気象から何か新しい展開が出来ないかとチャレンジしている人から、とにかく底抜けに明るいムードメーカー的な人まで、様々な人たちからの、温かい気持ちと刺激をたっぷり受けることが出来ました。
沢山の思い出を共有している分、腹を割って話せる「学生時代の友人」はもちろん大事だけど、大人になってから出来る友人もなかなかいいものですね。これからも、「お天気」を始め、色々なキーワードで人とつながっていきたいです☆ひとまず昨夜お集まり下さった皆さん、ありがとうございました。

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May 25, 2006

雨・雨・雨…

昨夜は大雷雨。幸いにして家の中に居ましたが、窓を叩き付ける雨音と時折ピカッと走る稲光、その数秒後に轟く雷鳴にドキドキ。ネットで雨雲レーダーを見たり、テレビの天気予報をはしごしたりして、1人、戦々恐々としていました。雷雨の原因は、上空の寒気。今春は寒気が強いと聞いていたので、降るならいきなり、しかも結構な強い雨が降るだろうと、夕方前までに用事を済ませて帰宅して、本当に良かった。
それにしても、何て雨の多い5月でしょう!!イヤ、雨の量自体はそれほど多くはないようですが、問題は「晴れ」が少ないこと。今週初めに気象庁から発表された「日照不足に関する情報」によりますと、関東以西で、平年の5~7割くらいしか日が照っていないそうです。野菜の価格が高騰しているとの報道もあります。近所のスーパーの品揃えを見る限り、私自身はまだ実感が沸いていませんが、その内じわじわとしわ寄せが来るのでしょうか。
更に今春の雨が私を悩ませているのは、来月早々に、ある局で、「梅雨解説」をすることになっているからです。天気は生ものですから、そう前々から内容を確定することは出来ませんが、それでも5分以上のコーナーを作るためにはそこそこの下準備が必要です。先方との打ち合わせに加え、長期予報や過去の事例との照らし合わせだ、台風との関連だ、はたまた信頼出来る先輩予報士への相談だと、すでに頭の中は雨のことでいっぱいいっぱい。日々の気圧配置にハラハラ、各局の気象キャスターのコメントに一喜一憂、果ては、私の出演の頃にはもう梅雨入りしているかもしれない…という想いも頭をもたげ、雨の情緒も何もない感じ。これって「職業病」…?
という訳で、大いに雨に悩まされている今日この頃です。

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March 24, 2006

花待つ季節

昨夜は友人と食事。約半年ぶりの再会だったので、お互い、周囲を取り巻く環境がちょっとずつ変わっていて、会わなかった期間の出来事報告に花が咲きました。彼女には目指すものがあるから、春からはそのためのスクールに通って、勉強の負担にならないよう転職もして…向こう数年は、苦難の道を進む覚悟のよう。そんな頑張る人の話を聞いていると、こちらもパワーを貰えます。
ちょうどサクラの季節だからと、場所は神楽坂をチョイス。帰りがてら中央線沿いに出て、外堀通りで夜桜見物でも、と思ったのですが…開花宣言直後、見頃にはまだ遠い桜ばかりでした。携帯写真で写してみましたが、分かるかなぁ??

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ソメイヨシノの花も、友人の「夢」という花も、今はつぼみだらけだけど、いつかは花開く時期が来るはず。ドキドキ、イライラしてしまうこともあるけれど、満開が待ち遠しい気持ちでいっぱいです。もちろん私の「花」も。


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March 19, 2006

古新しい

昨日は私のお天気人生において、ちょっとした忘れ難い日になりました。あの「倉嶋厚さん」の講演を聴く機会が持てたのです。
倉嶋さんと言えば、お天気業界では知らない人がいないという、超大御所。お天気キャスターの草分け的存在であり、NHK気象キャスターとしても、私の大々々先輩に当たる方です。私がデビューした頃には既に「本の中の人」でしたが、その数々の著書で、どんなに勉強させていただいたことか。今回、そんな雲上の人に会えるということで、ワクワクしながら会場に向かったのでした。
「風邪をひいてしまい体調が思わしくない」「場合によっては休憩を挟むかもしれない」。そんな事前アナウンスがあったため、始まる前は少し心配しましたが、いざお話が始まると、そんな不調を全く感じさせない元気な語り口。それこそ紀元前後の天気予報の歴史の話から始まって、倉嶋さんがNHK気象解説者になるまでの経緯や、仕事を通じて人から教わった様々なことetc…後進の我々には大きく頷けたり、あるいは耳が痛かったりするような面白い話が続き、すっかり引き込まれてしまった2時間でした。
中でも印象的だったのが、最後に見せていただいた、倉嶋さんご出演時の気象コーナーのVTR。
……衝撃でした。20年も前の放送なのに、その内容に、古さが全くと言っていいくらい感じられないのです。
今はひまわりの雲画像も天気図も動かせるし、ズームも重ねものも自由自在。雲の画面が静止画しかなかったり、手書き感満載の天気図を使ったりしていた当時から比べると、画面上の演出技術は急速に進歩したようです。一方のキャスター解説は…??今とほとんど変わりないのです。否、むしろ当時の方が、季節感たっぷりで、斬新。長年の経験に裏打ちされたシンプルで分かりやすい解説、季節をとらえる的確な視点と、それを「なるほど」と感じさせる豊かで枠にとらわれない表現法。ご自分の積み上げたキャリアに対する自身と、豊かな感性なくしては、決して出来ない解説です。「キモ可愛い」とか「かっこ可愛い」など、相反するものが組み合わされて表現されることが多い昨今ですが、まさに「古新しい」天気解説だー、と強く強く感じました。
講演終了後、「私も以前、NHKで気象キャスターをしていたんです」と恐る恐る挨拶に伺ったところ、「そうなんですか!」と満面の笑みを浮かべて答えて下さった倉嶋さん。未だに彼の後を継ぐ者は出ないと言われる所以が、分かった気がした1日でした。

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March 14, 2006

さくら前線、スタート!!

今年初のさくら(ソメイヨシノ)の便りが届きました。
今年の全国トップは、高知市。平年より8日、去年より16日早く、先週の予想に比べても4日早く咲きました。今日発表の最新の開花予想(第3回さくらの開花予想)によると、全般に前回予想よりも早まる傾向で、東京の開花予想は22日!あと1週間後!!先日「気象庁vs民間」のさくら開花予想バトルを取り上げましたが、現時点では、お役所の方が多少、優勢??

「全国トップ」と言えば、愛媛県宇和島市。こちらのさくらは、過去に何度も「全国一早い開花」を記録してきましたが、測候所が無人化してしまったことから、今年から開花宣言がなくなってしまうことに。それはあまりに寂しいと、市が気象庁OBに観測を依頼、独自に開花宣言を目指しています。こんなHPも発見しました。ガンバレ、宇和島!!
それにしても、日本人って、ホントにさくらが大好きですね。

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March 08, 2006

花粉症記念日??

…遂に来てしまったみたいです、今年の私の花粉シーズン。
飛散量も昨年の10分の1とか何とか、かなり少なそうな報道がなされていたので、イケナイイケナイと思いつつも、ついつい油断してしまいました。1,2月とバタバタしていたのをいいことに病院にも行かず、気付けば手元にマスクの準備もない!!これまでは、マスクはもちろん、飲み薬に点眼・点鼻薬を常備していた私としたことが、何たる不用意な!!!
昨日は朝から鼻水が止まらず、心なしか耳もボ~ッで、顔の周りにフィルターがかかったみたいな気分。ラジオの生放送の最中は何とか持ちこたえましたが、毎回、電話出演して下さる方のお1人がやはり重度の花粉症ということで、花粉症トークで盛り上がったりして。ヨーグルトに納豆は欠かしていませんが、ここまで来たら、もっと即効性のあるものに頼らないとダメかしら。気合で乗り切ろう、なんて、非科学的なこと言っていたらダメかしら。
折りしも昨日、3月7日は「花粉症記念日」とのこと。誰が何を思って「記念」したのか、定かではありませんが、患者としてはあんまり有難くない記念日ではあります。

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March 02, 2006

さくらバトル始まる?

3月になりました。
昨日は弥生には不似合いな冷たい雨の中、映画鑑賞へ。
気付いたら1日は「映画の日」。期せずして1000円で見られたのはラッキーでした☆
周囲のお奨めもあって、こちらをチョイス → http://www.innocent-voice.com/
これが実話に基づいていて、しかもそう昔ではない時代に起こっていた出来事かと思うと、色々と考えてしまい、鑑賞後は胸にドーンと来るものが。でも、観る価値、あると思います。

さて、3月1日と言えば、気象庁から、待望の「さくら開花予想(九州~北陸)」が発表されました。それによると、今年の桜の開花は、平年より早くなりそうとのこと。12月と1月は例年になく寒かったのですが、この時期の気温は桜の開花にブレーキをかけるものではなく、むしろ「休眠打破(一定の寒さに触れることによって花芽が目覚める)」がしっかり出来て、開花を促す方向に働くそうです。3月の気温は平年並みか高めと予想されているので、開花に更に拍車がかかり、東京では平年より3日早い3月25日と出ていました。
一方、民間気象会社ウェザーニューズでは、正反対の見解を発表しています。開花の傾向は、「全国的に平年並みかやや遅め」、東京の開花予想日は、3月29日、だそうです。ちなみに、気象庁は、1週間ごとに予想を見直して情報の更新を行いますが、ウェザーニューズはどうするのかしら。1回だけの出しっぱなしの情報だと、不利になってしまいますよね。
お役所と民間、果たしてどちらに軍配が上がるのか、今月末がちょっと楽しみな私です。

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February 26, 2006

グスコーブドリの伝記

↑↑↑という童話をご存知ですか。作者は、あの宮沢賢治。実はこの中に、恐らく日本では初めてでないかと思われる、「温暖化」に関する記述があるのです。恥ずかしながら、つい最近、先輩気象キャスターから聞いて、初めて読んでみました。

小さい頃に村を襲った冷害によって飢饉に襲われ、家族と離れ離れになってしまったブドリ。その後、様々な苦労ののち、イーハトーヴ火山局に勤めることになり、そこで火山の調査観測を行う他、火山爆発を人為的に促したり抑制したりということも行うようになります。
ある年、またあの恐ろしい寒い気候が来るような模様がしてきます。コブシの花が咲かなかったり、農作物の実りも悪かったりで、幼少の頃の飢饉の悪夢が頭をよぎるブドリ。何とか冷害を阻止しようと、火山を爆発させて二酸化炭素を大量発生させ、大気を温めることを思いつき、遂に自らの命を投げ打って、火山島を爆発させる、という話です。

物語の中では、二酸化炭素の大量発生によって村は冷害から救われる、という風に、温暖化がプラスの方向に働きました。現在とは逆のケースですが、驚くのは、この童話が発表されたのは1932年ということ。つまり、既に70年以上前に、二酸化炭素が大気を暖める、という温暖化のメカニズムが、日本国内で知られていたということになります。21世紀の世に、温暖化がこんなに警戒される世の中になろうとは、70年前の宮沢賢治も思ってもいなかったのでしょうけれど。

今の温暖化の問題も、火山を爆発させるくらいドラスティックなことをしないと、解決しないのかなぁ。

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February 20, 2006

2℃↑の危機感

先週は何となくお勉強week。幾つかの温暖化関連のイベントに参加してきました。
そのうちの1つが「2℃↑? ~気温上昇はどこまで許容できるか~」というシンポジウム。京都議定書発効1周年を記念し、地球温暖化について、科学者の立場から、企業の立場から、様々な観点から議論が行われました。開催者代表の方と、来賓の小池百合子環境大臣(遠くからでしたが、やはりお綺麗でした!!)の挨拶から始まって、第1セッション。のっけから、COP11(コップイレブン)とか、英語の文献の羅列とか、「もしかして、相当に専門的なシンポジウム!?」と焦りましたが、全体的には、私レベルでも分かりやすく、大いに興味をそそられる内容が盛りだくさんでした。
標題に掲げられた「2℃」とは、ピーク時の地球の温度上昇を、(産業革命以前のレベルから)最大でもこれくらいに食い止めたい、とする目標値。地球全体で2℃、と聞くと、感覚的には大したことがないように感じるかもしれません。でも、この「2℃↑」という、わずかなように思えるこの温度上昇により、「グリーンランドの氷溶解」「アマゾンの雨林がサバンナに」等など、地球規模で甚大な影響が予想されるそうです。さらに怖いのは、この「2℃」という数字も正しいかは確証はないという現状。実は危険なレベルは2℃未満かもしれないし、場所によっては1℃の上昇でさえ危ういかもしれない。また、じわじわと影響が出始めるのでなく、ある所を境に、突然ドカンと影響が出ることがあるかもしれない。今、この瞬間から劇的な何かをしなくては、もう手遅れなんじゃないか、そう遠くない未来に、地球は人類が住めない星になってしまうんじゃないか、と恐怖心さえ募る内容でした。
でも、恐れているだけではダメですよね。建設的な対策についても、きちんと議論はなされました。印象的だったのは、「気候変動はグローバルと思われがちだが、実は極めてローカルな問題」という発言。地球全体での議論も大切だけど、気候変動は時間差・地域差が大きいので、その土地土地で何が起こるかを、地道に丁寧に議論していく必要があるとのことでした。
温暖化防止策の一方で、『温暖化適応策』という考え方も新鮮でした。例えば、気温の上昇に強い農作物を開発したり、海面上昇に備えて堤防を高くしたり、といった対策です。CO2削減、削減と、躍起になるばかりではなく、もっと現実的な取り組みを考える必要性が増してきているそうです。

このシンポジウムの数日後には、「南太平洋に浮かぶ島~ツバルの青い海~」という講演に。こちらは、温暖化の影響が深刻で、100年後には沈んでしまうかもしれないという国、ツバルの話をたっぷり聴かせて頂きました。ここでも「2℃」の話が出ましたが、海抜1mのツバルでは、2℃も許容していられないような危機に直面しているそうです。

人間が引き起こした問題ですから、人間が解決できるはず、なんですよね。「2℃」について、真剣に考えることの多い1週間でした。

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February 17, 2006

古巣に行って来ました

約2年ぶりに、元職場を訪ねてきました。

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今年に入り、ふとしたきっかけからまた仕事上のお付き合いが始まり、今回もその一環で。内容は、天気予報のビデオ撮影でした。原稿の内容を頭に入れて、画面を操作して…テレビの天気予報なんてしばらくやっていませんが、体が覚えているものですね。リハーサルをする間に、久しぶりなんてこと、全く忘れてました。何テイクも撮り直し、終わるとドッと疲れが出ましたが、それも心地よい疲労感。やっぱりこの仕事、好きみたいです。

新陳代謝の活発な会社なので、フロアの様子はガラリと変わっていたけれど、知らない顔が増えていたけれど、やっぱり何処となく懐かしい。社会人としてスタートを切ったのもここだったし、気象のいろはを叩き込まれたのもここだったし、そういう意味では、私の原点と言えるからかもしれません。当時、共に修羅場をくぐり抜けた(忙しさのピークの時間帯は大変なのです)仲間が、今も現場で頑張る姿からも、沢山の元気を貰いました。初心を思い起こさせてくれる場所…たまには訪ねてみるのもいいものですね。皆さんにはそんな場所、ありますか。

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February 12, 2006

乾燥警報発令中

なかなか居心地が良くってお気に入りの我が家ですが、最近、大きな悩みの種があります。それは、「空気の乾燥」。先日ふと気付くと、暖房の向い側の壁にかけてある湿度計が、30%台を指していました。30%って…気象庁の観測でも、東京でこのくらいまで湿度がると、「あ~、乾燥してるなぁ」と思っていたのに、自分が過ごしているこんな狭い空間で、こんなに湿度が低くなるなんて、何だかショック。加湿器もフル回転させているのに…。
更に今日は、我が家の最小湿度記録を更新。暖房ガンガンつけながら、ふと湿度計に目をやると、何と20%!!さすがにヤバイ!!と思い、慌てて濡らしたタオルをハンガーに掛けて吊るしてみたりしましたが、あまり効果はないみたいです。
そう言えば、自覚症状はありました。唇が乾いた気がしてリップを何度も塗りなおしてしまうし、心なしか髪の毛がいつもよりパサパサしている感じがする。唇や髪がこんな感じなら、まだ自覚症状のないお肌の調子は一体…とても不安です(*_*)
室内での効果的な乾燥対策、ご存知の方がいらっしゃったら、ぜひぜひ教えて下さい。

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February 10, 2006

ぽっかぽか♪

今週は、鹿児島は指宿(いぶすき)へ。市内の中学校で、地球温暖化の授業をして参りました。
鹿児島空港から、更に南へ下ること1時間半。思いっきり南に来たはずが、今シーズンの想定外の寒波には、さすがに南国もブルブルッでした。飛行機から降り立った時の第一声は「寒いっ」。風の冷たさは東京と一緒でしたし、空港からの連絡バスの道中も、降ったり晴れたり、しぐれのようなお天気でした。それでも晴れれば、日差しは何となく「春」。道のあちらこちらに菜の花が鮮やかに咲いていて、「やっぱりここは鹿児島だ~」と感じさせられます。

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この日の生徒さんは140人超という大人数。最後まで飽きずに聞いてくれるか、一抹の不安を抱えつつの授業となりましたが、それは杞憂だったみたいです。始めは皆さんおとなしかったけれど、質問すればちゃんと答えてくれるし、協力を仰げば快く動いてくれるし、クイズコーナーでは大盛り上がりだし、授業後にはメールアドアレスを交換してくれる子まで現れるし。最後に生徒代表として花束を手渡してくれた男の子が、即興で、授業の感想を絡めつつ立派なお礼の言葉を述べてくれた時には、その表現力と挨拶の出来栄えに、すっかり感動してしまいました。

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あったかいと言えば、先生方の対応も然り。授業中の心強いサポートはもちろん、授業後も、「イッシー」で有名な(!?)池田湖までドライブに連れて行って下さったり、夜は地元の郷土料理のお店で歓迎会を開いて下さったり…。宴会では、指宿自慢の焼酎「利衛門」をちびちびやりながら、ご当地話に花が咲きました。
温泉で有名な指宿、様々なところでその恩恵を活用しているそうです。例えば、民家の1,2割は自宅に温泉を引いている…なんて羨ましい!!

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また、地熱を利用しての農作物の栽培も盛んで、オクラやソラマメの収穫(か出荷)は全国一だとか。既にこの時期から栽培しているということで、町の至る所で、青々と葉の茂るオクラ畑を目にしました。
食べ物に関するウンチクも色々と。例えば、私たちが「サツマ芋」と呼んでいる芋は、薩摩の地には中国から伝わってので、当地では「唐芋(からいも)」と呼ぶんですって。更に、その「唐芋」、普及させた人物として「青木昆陽」さんが歴史の教科書にも登場する有名人ですが、薩摩に持ち込んだそもそもの人は「前田利衛門」さんという方だとか。だから、地元の芋焼酎に「利衛門」という銘柄があるそうです。
…という感じで、鹿児島の日差しはもちろん、先生方や生徒の皆さんからもあったかい気持ちを沢山貰った気がします。身も心も、「ぽっかぽか」な鹿児島行脚となったのでした。

「ぽっかぽか」の極めつけは、授業の翌日の「砂蒸し風呂」。指宿と言えばコレ!!なので、初挑戦してきました。専用の浴衣に着替えて、砂浜に横たわり、ザッ、ザッと体に砂をかけられていくと、何だか生き埋めにされるような気分でしたが、これがなかなか気持ちいい!!始めは所々熱くて「こりゃ、低温やけどしそうだよ」と、モゾモゾ動いていましたが、慣れてくると、足先から血液がドクン、ドクンと脈打っているのが感じられ、血の巡りが良くなってきます。うとうとしながら、気付くと入ってから20分近く。体の芯からあったまり、ぽっかぽか、でした。指宿に行く機会があれば、お奨めです♪

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(写真は、地元の焼酎「利衛門」。)

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February 06, 2006

スパコン

先週、ADSLからフレッツ光への回線工事をしました。その前後は余りネットに接続せず。「こんなテーマで書いてほしい」などの依頼もいただいていたのにお応えする事が出来ず、申し訳なかったです。でも、お陰様で、我が家のネット環境は大分改善されました。最近の技術の進歩はスゴイですね。今日からはまた、バリバリ(?)書いていきたいと思います。

技術の進歩と言えば、来月から、気象庁が天気予報で使っている、スパコン(スーパーコンピューター)の性能がアップするそうです。計算能力は約28倍になり、大幅な予測精度の向上につながるとのこと。長期も短期も、より「当たる」予報が期待出来そうですね。新聞の報道によると、このスパコンの年間リース料は、約8億5千万円。これが気象庁の、そしてお役所の予算としていかほどの規模のものなのかはよく分かりませんが、この巨額の投資に見合うだけの費用対効果を上げてくれればなぁと、切に切に願います。
長期も短期も的中率アップ…今シーズンのように想定外の「寒冬」に見舞われると、長期予報がもっと当たるようになってくれればと、痛切に感じている方も少なくないと思います。天候デリバティブなどの保険商品がクローズアップされるように、天気や気温が経済に与える影響の大きさが、世間的にも認識されるようになってきていますし。
一方で、私が期待をかけるのは、きょう・あすという目先の、しかも狭い範囲の予報の的中率の向上。大きな被害をもたらす気象災害は、狭い範囲で、急な天気の変化で起きることが多いものです。道路や地下街の冠水や、家屋の水浸しなどにつながる集中豪雨は、ごく局地的に、しかも急に湧き上がる雨雲の影響が大きく、レーダーで実況を監視していても、なかなか先が読めません。関東の雪の予報も、降り始める数時間前まで雨か雪かの判断が難しい場合が多く、わずかな気温の差や雨雲の位置次第で、大雪か全く降らないか、大きく命運を分けることも。竜巻とか落雷とか、そんな現象も事前に捉えられるようになるのかしら…。
と、期待は膨らみますが、最終的に大切になるのは、やっぱり人間の「さじ加減」かなと思います。夏場に思わぬ肌寒さをもたらす北東気流、南岸低気圧による関東の雪etc…データだけで判断するのが難しい現象は沢山あります。私も、天気図だけでは判断しづらいと感じた時には、信頼できる予報担当者に、「で、ホントのところはどうなの?」という経験則に基づく個人的見解をこっそり聞いたりしていました。
また、先日訪れた青森のように、独特の地形に、天気が大きく左右される場合があります。隣町でも天気や風向きが大きく違ったりすることもあり、地形的影響を考慮に入れたエキスパートの「最後のひと加減」が重要になってきます。
コンピューターの進歩は素晴らしいけれど、それと共に、利用する私たち予報士の側も、ちゃ~んと進歩していかないといけないですね、きっと。


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February 02, 2006

防災王子

今日、我が家に「防災王子」がやって来ました。
その正体は…防災時に持ち運べる、多機能携帯ラジオ君です。

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とある新聞の定期購読を申し込んだところ、景品として送られてきました。AM/FMの2バンド受信、時計やライトの装備はもちろんですが、その他の機能がスゴイ。3タイプの電源を選択でき、いざという時にはハンドルのようなものを回して自家発電出来るようになっていたり、アラームやサイレン音が出たり、携帯電話の充電機能が付いていたり…。おまけに、丸みのあるコロンとしたボディが、何とも愛らしい♪

最近、気象予報士仲間の間で、「防災士」の資格を持つ人が増えてきました。私の周りにも、続々と防災士が登場しています。「受けてみたら?」と言われることもありますが、講習で見せられるビデオの中に結構グロテスクな場面があると聞いたり(災害に遭った時のための学習ですから当然ですが)、取得後の資格活用法がイマイチ見出せなかったりで、興味はありつつ、つい二の足を踏んでしまって…・。当面、「防災姫(!?)」にはなれそうにないので、王子に頼ることにしてしまいましょう。


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January 22, 2006

青森のご報告

青森に行って来ました!!ある放送局で、気象の解説をすることになったのです。慣れない冬の青森に、久々のキャスター業務。「果たしてちゃんと出来るのか!?」と一抹の、否、結構な不安がよぎりましたが、やると決めてからジタバタするのが身上の私。今回も、数日間もがきつつ(?)、当日に臨みました。
「青森の地域ごとの違いが分かるので、陸路で来る方がお奨め」との担当者の助言を受けて、新幹線や特急を乗り継いで青森へ。東北新幹線で、仙台を通る頃には全くなかった雪が、盛岡に向かうに連れて増え始め、終点の八戸に着く頃には、一面、雪化粧に。降り立ったホームは、「寒い」というより「冷えている」という表現の方がしっくり来る感じで、風がそよとも吹かない完全なる「底冷え」。ここまで潔く寒いと、寒がりの私も、認めてしまうというか、納得してしまうというか…。

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そこから東北本線に乗り換えて、1時間。折角の青森ですから、ランチは「ほたて弁当」をチョイス。しかし、しばしお弁当に集中したのち、ふと車窓に目をやると、八戸の雪で驚いてはいられなかったことを、まざまざと見せ付けられることに…。
だんだん景色が変わっていくと聞いてはいましたが、列車が青森に近づくにつれ、視界に広がる雪の範囲は、みるみる広がっていきます。出演用の格好でと思い、散々迷った挙句にパンプスを履いて来てしまった私。野辺地近辺で、「私、ちゃんと歩けるのかな…」と、うっすら芽生え始めた不安が、浅虫温泉辺りで吹雪き始めた頃には、かなりの確度の不安に。

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午後1時過ぎ、青森駅に到着。ホームにまで吹き込んだ雪が、凍ってツルツルになっていて、出だしから焦ってしまいました。

一泊して翌日、青