春の雪
「春の雪」、観てきました。あの三島由紀夫原作、妻夫木くん・竹内結子さん主演の映画です。「期待していなかったけど、思ったより良かったよ」という知人の評を聞き、それならばと、ブラリと出掛けてみることに。
訪れた映画館は、オープンしたてのJUSCO水戸内原店内にある、TOHOシネマ。JUSCOと専門店が入ったこの施設、建設中、沿道を通るたびに、その要塞のような巨大さに驚いていました。実際入ってみても、相当広かった!!4千台は収容出来る(未確認ですが)と言われている駐車場、各フロアにゆったりと取られたスペースetc…、以前、海外旅行先で立ち寄った大型ショッピングモールを彷彿とさせる規模でした。
JUSCOの生鮮食料品売り場を見るのも、楽しみの1つでした。HPを見たところ、野菜や肉に、生産者情報や生産履歴を検索できる仕組みがあったり、「食の匠」として、食文化や安全性を大切にする生産者を取り上げていたり、かなりのこだわりが見えたからです。残念ながら、時間に余裕がなかったので、今回は駆け足でしか見られず。でも、売り場は清々としていて見やすかったし、生産者の顔やうんちくが添えられて面白そうだったし、またゆっくりと来てみたいです。
で、肝心の「春の雪」。なかなか良かったです。映像がキレイで、日本ってこんなに美しいんだぁと再発見。出演者(特に女性)の言葉遣いからは、日本語の響きの美しさを実感しました。大正時代の上流階級に生まれた2人がおちた決して許されぬ恋、許されぬからこそ燃え上がる想い、切なすぎる結末…。「お上」という絶対の存在が障害になることの重圧感は、現代の一般庶民として生きる私には想像もつかないことですが、映画の底流を流れていたどうしようもなく切ない空気は、画面を通して静かに伝わって来ました。見終えて1日経った今でも、思い出すと胸がキュンとなります。これがどのくらい三島ワールドを再現していたのか、あとでじっくり原作を読んでみようと思います。
ところで「春の雪」、お天気絡みのタイトルですね。映画の中で、雪や雨などが効果的にシーンを演出していたし、ラストの方に登場する紅葉も見事だったし、そんな自然現象の美しさや使われ方に注目するのも、気象予報士ならではの見方かもしれません!?










